教育とは何か

【学校教育はなぜ必要なのか】 山崎正和さん


教育とは「経験」の仕方や方法論を教えるもの。
具体例から文章を展開していて、例としては「遠近法」「擬声語」「数の関係」があげられている。
・遠近法・・・一群の天才達が発見。風景を見るという経験に先んじてある。
擬声語・・・個人によって聞こえ方は違うが、それらが経験に先んじて体に染みつく。すると自然の中で聞こえてくる鳴き声などもそのように聞こえてくる。
・数の関係・・・数の関係を先んじて物理や化学の全ての現象を数の関係に置き換えている。

二つの現実

【第一次的現実】 外山滋比古さん

・要約
現実は二つある。第一次的現実と第二次的現実である。
第一次的現実とは物理的なもので普段我々が「現実」という言葉を聞いた時はこちらを思い浮かべる。
第二次的現実とは、第一次的現実を元に頭の中で作りあげられる観念上の世界である。
読書や思想によって成立し、外界とのやりとりを遮断することによって深化する。

現代は第二次的現実が第一次的現実を圧倒しているが、これでは活力に欠けており、抽象的で現実性が希薄となっている。現実性を増すには第一次的現実の価値を見つめ直し、真に創造的な思想が第一次的現実に根ざしたところから生まれるということを肝に銘じる必要がある。

 

 

人間の知性

【知性】 内山節さん

 

作者→自分に必要なことは全て知っていて、新しい企みをするのは動物も人間も同じであり、それを「知性」とするならそれは全て生き物たちで同等のレベルである。

では、人間と動物の違いは何なのか?
それは動物は自然界からはみ出した過剰な欲望を持っていないこと

動物:知性だけで独立していなくて身体の動きと一体になっている
人間:科学がこの世界の真理を発見しそれらの学問を作り出していく力

・労働に考え方
筆者:考えること身体を動かすことは一つの行動の二つの側面である
近代以降:労働を知的労働と肉体労働に分けてしまった。肉体労働はつまらないもの、知的労働はマニュアルに従うものとなった。

・結論
労働を二つに分化したことで経済は拡大したが人間の仕事は痩せ細ってしまった。

〜自己紹介〜

こんにちは!

自分で学習したことをアウトプットしたいと思いブログを始めました。
いろんな知識や考えを共有できたらいいなと思います。

また、【今週のお題】も楽しそうなのでぜひ取り組んでいきたいです〜
よろしくお願いします!